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撮影モデルのポージング ~ECサイトで商品を魅力的に見せる為に~2022.09.12


近年、ECサイト/ネットショップでは商品のPRやキャンペーンの為にインフルエンサー、モデル、タレントなど拡散力のある方々の起用が非常に増えています。

以前の記事でもご紹介した通り、ECサイト等で商品を魅力的に見せる為には、撮影経験が豊富なモデルを起用し商品撮影を行うことが効果的です。 しかし商品撮影を行う際、撮影モデルがただ服を着たり、商品を持ったりするだけではモデルを起用する意味がありません。モデル自身が商品の良さを自然に引き立てるポージングをすることがとても大切です。モデルがポージングをすることで写真のバリエーションが増えればユーザーの購買意欲も一層高まります。つまりECサイトやネットショップにおいて商品をより良く見せるにはモデルのポージングにかかっていると言っても過言ではありません。

今回はモデルを起用したバリエーション豊かなECサイトの商品撮影のために、意識した方がよいモデルのポージングのポイントについてご紹介してまいります。


目次

1.ECサイト商品撮影における5つのモデルポージングのポイント


1-1 撮影モデルの目線~WとZを意識~

1-2 商品が魅力的に見えるモデルの指先の形

  1-2-1 上品なイメージになる「きつね手」

  1-2-2 キレイなイメージになる「卵のせ手」

1-3 商品撮影の際に手を置ける位置を知る

1-4 撮影モデルの首の傾き「右」「左」「上」「下」の変化

1-5 モデルの身体の向き~360度回転させる~

      

2.ECサイト商品撮影をスムーズに進めるために


まとめ



1.ECサイト商品撮影における5つのモデルポージングのポイント

撮影モデルのポージングには、5つのポイントがあります。今回はこの5つのポイントを

一つずつご紹介していきます。



1―1 撮影モデルの目線~WとZを意識~ 

一つ目のポイントは目線です。

撮影モデルの目線は、モデル自身に「W」と「Z」を意識してもらうことが重要です。

見てもらいたい範囲の中で二つのアルファベットを思い浮かべ、シャッターを切るたびに目で追ってもらいます。そうするとモデルの目線の高さが変わり、ポージングにレパートリーが生まれます。

目線においてもう一つ重要なのは黒目の割合です。モデルの目が開いている時は黒目の割合を多くすることでモデルの見た目が美しく見えます。また、そっと手を添えて、目線を外し、伏し目がちで優しく微笑んだりすると自然で柔らかな印象になります。

目線の変え方は、A.目線と顔を同じ方向にする、B.顔は固定したまま目線だけ動かすという二つ方法があります。Aは目線と顔を平行に動かすことでまとまり感がある自然なイメージになります。対してBは、例えば顔を正面、目線だけ横を見ることで視線のイメージが強い印象になります。



1-2 商品が魅力的に見えるモデルの指先の形

二つ目のポイントは指先の形です。

商品を持ったときや添えた時の撮影モデルの指先は大変重要です。指先の形は「きつね手」と「卵のせ手」を意識します。といってもどんな手の形か想像がつかないと思いますのでそれぞれの手の形について詳しくご紹介します。


1-2-1 上品なイメージになるきつね手

みなさんが幼少期の頃、影で「きつね」を作って遊んだ経験はありませんか?そのポーズがきれいな 指先の魅せ方のヒントになります。くっついている指を優しく離していき、第一関節が重ならない所 で止めます。親指はそっと人差し指に添えて出来上がり。

その手の形を意識して、商品に触れたり、モデル自身の身体のパーツを触ったりすると大変上品でキ レイに見えます


1-2-2 キレイなイメージになる卵のせ手

卵を手に載せた時の仕草を想像してみて下さい。指先を揃えて優しく卵を包みませんか?

そのポーズのまま商品に触れたり、顔や身体をそっと触ると非常にキレイなイメージになります。ポ イントは手のひら面を丸めて、指先を優しく伸ばすこと。実際に練習してみたいという方は落として も大丈夫なよう、ゆで卵を使って試してみてください。



1-3 商品撮影の際に手を置ける位置を知る

指先がキレイに整ったら三つ目のポイント・・・手の位置です。

モデル撮影において手を置ける位置を知りましょう。モデルを起用して商品撮影をする際に「手をうまく使えるかどうか」で商品のイメージが大きく変わります。近年では影響力のあるインフルエンサーなどを起用して商品撮影をされている企業が多く見られます。しかし魅せ方を知らないモデルの場合、手まで意識が回らず、手の位置がいつも同じ場所にあることによってバリエーションが少ない写真が揃い、商品の魅力を下げてしまっています。魅せ方を知っているモデルは「指先」や「手」を上手に使います。商品撮影を行う際には、マンネリ化を防ぐために、手の位置にもいくつかのパターンを持つと良いでしょう。例えば、そっと頬に手を添える。髪の毛先を軽く触る。トップスの袖を触る。スカートの裾を軽くつまむ。手を後ろで組んでみるなどなど…手にも表情が出るとECサイトにおける商品撮影においても素敵なシーンを撮ることが出来ます。



1-4 撮影モデルの首の傾き「右」「左」「上」「下」の変化

四つ目のポイントは首の傾きです。

ネットショップの写真に色々なバリエーションが欲しいと思った場合、撮影モデルの目線と同時に首の傾きにも変化があるとイメージに差ができます。首の傾きは「右」「左」「上」「下」と変化させることが大切です。最初に右側へ首を傾けたら、次は左側にも同じように傾け、ポージングをしてみて下さい。撮影の時にどちらかのイメージがぴったりでも後日、写真に文字を入れる際に左右でイメージが変わったり、バランスが良い向きが異なったりします。写真を反転する技術もありますが、同じ日に撮った写真を並べることが後日出てきた場合、バランスに違和感が出てきてしまいますので、同じポージングを左右対称で撮影することは大変重要です。


また撮影したデータは最後にまとめて確認するのではなく、区切りを決めるか1枚ずつモニター等を使用しリアルタイムでみながら、少しずつ動いてもらう指示をしつつ撮影を進めると良いでしょう。商品撮影の場合、大きくポージングを変えていくよりも少しずつ向きを変えることを心がけてください。こうすることで、カメラマンが光を見ながら構図などの微調整をしやすいというメリットもあります。



1-5 モデルの身体の向き~360度回転させる~

最後のポイントは身体の向きです。

指先や目線の変化をつけることが出来るようになったら、体の向きを動かしていきます。カメラを向けられるとどうしてもカメラ目線や正面の姿が多くなってしまいがちです。バリエーションを豊富にするためには正面だけでなく、横、斜め、後ろなど撮影モデルの向きを変えるとイメージが変化していきます。重要なのは撮影モデルを商品撮影の主役にしないこと。人が映るとどうしても「人」をメインにしがちですが、主役は『商品』です。

商品が引き立つためには、モデルの自然なポージングや仕草が重要です。商品がメインとなりますので、モデルはカメラ目線でなくても、遠くに写っていても不自然でなければ良いのです。カメラのアングルはそのままで、モデルに色々な方向を向いてもらうことでイメージに合ったポージングが見つかることも多くあります。



 2.ECサイト商品撮影をスムーズに進めるために

ECサイトやネットショップの商品撮影を行うときは、モデルのポージングは1つずつ、きちんと止まりながら体のパーツを動かしていくと素敵な写真が撮影しやすくなります。撮影に際してポージングが分からない、イメージが湧かないといった時は参考となるイメージ写真を見本にして真似ることからスタートしてみましょう。当日、その写真を見ながらスムーズに撮影を行えます。また、同じポージングは左右対象で撮影しておくことをオススメ致します。そうすることによりECサイトやネットショップ、雑誌など様々なシーンで使える写真となり、何度も写真を撮り直す必要がなくなります。モデルは撮影経験を積んでいる人に越したことはありませんが、ポージングを指示できる人が現場に1名いると撮影もスムーズで失敗がなく、大変心強いでしょう。


まとめ

撮影モデルポージングについて、いかがでしたでしょうか。

現在はおうち時間が増えたことで、ECサイトやネットショッピングの需要がさらに高まっているかと思います。店舗に行かなくても、写真や動画で商品の魅力や情報が分かることが、今後さらに重要になっていくでしょう。プロカメラマンで行うモデル撮影はクオリティが違いますので、とてもオススメです。商品の魅力が伝わる素敵なモデル撮影を是非、行ってみてください。


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