top of page

blog

検索

イベントMCや展示会ナレーターになるには?ステージに立つまでの道のり_2022.05.09



これまで二回にわたり、イベントMCと展示会ナレーターという職業についてお話をさせていただきました。今回は続編として、実際にどんな形でイベントMCや展示会ナレーターが仕事を受けているのか、そしてイベントMCや展示会ナレーターになるにはどうしたらいいのかについて焦点を当てていきます。


目次


1. イベントMCや展示会ナレーターの仕事の受け方

2. イベントMCや展示会ナレーターになるためには

3. まとめ



1.イベントMCや展示会ナレーターの仕事の受け方


イベントMCや展示会ナレーターは、主にイベント専用の人材派遣を行う事務所に登録をし、登録した事務所から仕事をもらいます。事務所への登録を行う際に登録費等はかかりませんが、宣材写真といわれる自身のプロフィールの写真と、自分の声を録音したボイスサンプルが必須になります。この宣材写真とボイスサンプルが「自分」という商品を紹介するカタログになります。しかしこの二つを用意し事務所に登録したからといって、やりたい仕事をなんでもやれるわけではありません。すべての仕事には書類審査があり、クライアントは宣材写真やボイスサンプルを参考にしながら、自社のステージを担当してもらいたい人材をえらび、選ばれた人だけが実際に仕事を引き受けることが出来るのです。

また書類審査だけではなく、内容によっては、クライアントやイベント制作会社によるオーディションが行われることもあります。オーディション会場では、自己PRや原稿読み、質疑応答などを通した選考が行われます。形式としては対面で行うことがほとんどですが、ビデオオーディションや、最近ではコロナ禍によりzoomなどを使ったオーディションもあります。毎週のように展示会やイベントはあり、たくさんのステージが各地で開催されていますが、そのほとんどの仕事について、必ず書類審査もしくはオーディションがあるため、その中で仕事をコンスタントにとっていくというのは非常に大変なことです。



2.イベントMCや展示会ナレーターになるためには


 イベントMCや展示会ナレーターになるのに資格は必要ありません。専門学校を卒業したから、国家資格を取ったから、認定試験をうけたから、といってなるものではないため、誰でもなりたいと思えば、名乗ることはできます。だからこそ、技術や経験が非常に重要となり一朝一夕でなることはできません。様々な仕事を積み重ねて初めてイベントMCや展示会ナレーター、認められることになります。

ではそうなるためにはどうしたらいいのでしょうか。

1.の項目でご紹介させていただいた通り、イベント専門の人材派遣を行っている事務所に登録することで活動をスタートさせることはできます。しかし、実際に仕事を取るためには喋ることに対する技術を身につけなければいけません。「喋る」もしくは「読む」というのはほとんどの人にとって当たり前のように出来ることではありますが、ただ「喋れる」「読める」だけでは仕事を取ることも、もらった仕事を期待通りに行うこともできません。特殊な訓練が必要となります。とはいえ残念ながらアナウンサーや声優のように、イベントMCの専門学校や、展示会ナレーター養成所などは実は存在していません。そのためほとんどの人が、展示会ナレーター事務所やイベントMC事務所に登録しそこで行っている研修に参加して勉強します。

研修内容は、発声や活舌といった「喋る」「話す」ということに関する基本から、抑揚のつけ方といった「読む」ことに関する技術や表現力を学んでいきます。また同時に、声の訓練だけではなく、立ち居振る舞いについても研修で学びます。例えば手で商品を指すその動作一つとっても美しく見せなければなりません。また研修の中でも上級編になると実際に展示会で行うように、原稿を覚えて喋ったり、イベントMCとしてアドリブ力を鍛えるために、ランダムに決められたお題に関するトークをしてみたり、生徒同士で組んでトークショーにみたてた実践に近い研修を行ったりもします。他にもオーディションのための講座や、ステージに立つためのメイクの研修などを行う事務所もあります。こういった様々な講習や研修を経て、仕事を取ることが出来れば晴れてデビューすることができます。

 しかしデビューをした後も、競争社会であるため、基本的な発声や活舌は勿論、表現力やアドリブ力はデビュー後も磨き続ける必要があります。そうすることで展示会ナレーターやイベントMCとして活動していくことができるのです。



4. まとめ


 今回はイベントMCや展示会ナレーターの仕事の受け方・なり方についてご紹介をさせていただきました。求められるスキルはそれぞれ違いますが、ステージに立つまでにどちらも長い研修やオーディション等を経てお客様の前にたっています。イベントや展示会などに足を運ぶ機会があればその声に是非耳を傾けてみてください。さて、三回にわたりイベントMCと展示会ナレーターについてお話をさせていただきましたが、frauには、経験豊富なイベントMCや展示会ナレーターが多数在籍いたしております。展示会ナレーター、イベントでMCのご依頼は是非frauにお問い合わせください。

ニーズにお応えできる人材を派遣させていただきます。


bottom of page