オンラインショッピングサイトや商品カタログの写真は売り上げを大きく左右することもあるので、とても重要になっています。
売れている商品は必プロが撮っているかと言えばそうではありません。
自宅でも撮ることができます。
ちょっとしたことでプロみたいに写真を撮ることができます。
今日はそんなテクニックやコツを伝授したいと思います。
目次
1.商品撮影のコツ
1.1光の当て方
1.2背景とセッティングの方法
1.3使うカメラとその設定方法
2.プロに依頼したときの商品撮影の相場
3.まとめ
1.商品撮影のコツ
商品撮影のコツは大きく3つあります。
1.1光の当て方
コツの1つ目は光や照明の当て方です。光はとても大事です。
プロみたいにストロボのようなライトを買わなければいけないかというと、そうではありません。
ないよりはあった方がいいかもしれませんが、ライトよりもいい光があります。それは太陽の光です。自然光を斜め後ろから当てると、写真全体が明るくなります。
正面から証明を当てるのはNGです。
正面から光を当てると、被写体全体に光が均一に当たってしまい、立体感がないフラットなイメージの写真になってしまいます。
ライトを使うのであればライトの色味は似ているものを選んでください。
色が違うライトを混ぜるのはダメです。ライトの色を混ぜないことも写真撮影のテクニックの1つです。
ディフューザーやレフ版もあると写真が良くなります。
ディフューザーは拡散版といい、光を均等に拡散させることで、光を柔らかくする役割があります。
ディフューザーがあれば、影も柔らかくなります。
しかし、ディフューザー家にない人がほとんどだと思います。
そんな時はカーテンでも代用できます。光が入らないといけないので、レースのカーテンを使います。レースのカーテンを閉めて撮影すると、カーテンが光を弱めてくれて、影が柔らかくなります。
レフ版は紙なら白ければいいので、家にあるもので代用できます。
コピー用紙とか、白ければなんでも大丈夫です。紙以外なら、アルミホイルでも代用できます。
1.2背景とセッティングの方法
商品や物を撮る時は基本、背景は白です。
白は商品の色や形をわかりやすく見せてくれるからです。
時計やアクセサリー類は光るので、黒がいいと言われています。
ではどのように白の背景をセッティングすればいいかです。
壁やテーブルなどを利用すれば、簡単にセットができます。
背景に使うものですが、白ければなんでも大丈夫です。
紙なら100円均一等で売られている紙でいいです。
あと布や、アクリル板なども使えます。
ホームセンターに壁紙として売られている白い木目調の素材なども使えます。
セッティング方法は、どの材質のものを選んでも基本、白壁でなるべく囲むのがポイントです。
壁が白であれば全面囲む必要はありませんが、壁が違う色であれば全方向、背景で囲ってあげる必要があります。
背景はまっすぐセッティングするのではなくカーブさせて、アール状にしておくと、よりプロみたいな写真を撮ることができます。
後はレフ版をおいて、光の調節をすれば、背景のセッティングは完了です。
次にカメラのセッティングの仕方です。
手で持つのではなく、三脚を使います。そしてアングルの基本は斜俯瞰です。
人が物を見るときの一般的な角度だからです。
また撮影の時はズームで撮影するとゆがみがなくなるのでいいと言われています。
1.3使うカメラとその設定方法
皆さんが使っているカメラは何ですか?
必ずしも商品撮影は一眼カメラでないといけないというわけではありません。
スマートフォンやコンパクトデジタルカメラでも大丈夫です。
ここからはそれぞれの設定や撮影時の注意点について説明します。
スマートフォンで撮影するときの設定と注意点
l フラッシュは炊かない
l グリッド線を表示させる
l セルフタイマーを使って、ブレをなくす
l 色調フィルターはつけない
l HDRを切る
l 三脚を使う
スマートフォンはマニュアル撮影ができないので、タッチパネルで設定します。
タッチパネルをタッチすれば推した場所が適した明るさになるように露出補正してくれるので、アングルが決まって三脚で固定したら、露出を決めます。
そして、グリッドを出しておくと、水平に写真が撮りやすくなります。
商品が小さい、または正方形で写真が撮れる場合は、iPhoneのスクエアモードで撮るのがおすすめです。色のコントラストを抑えて、後から加工しやすくするため、撮影時には色調フィルターは付けないでおきましょう。
コンスタントデジタルカメラで撮影するときの設定と注意点
l できるだけズームをする
l あとからトリミングしたら、画質が落ちるので、余白は作らない
l 三脚を使い、スローシャッターで撮る
l マニュアルで撮る
l ブレを防ぐためにセルフタイマーを使う
l フラッシュは使わない
l ホワイトバランスはオート、もしくは太陽光
l ISO感度は100に
コンパクトデジタルカメラはイメージセンサーが小さいです。
ISO感度をあげたとしても、ノイズが出てしまうので、ISO感度は100でスローシャッターを使うといいです。シャッターを押した後に、ボタンを押した衝撃でブレてしまうことが、あります。
セルフタイマーを使うと、ブレを防ぐことができます。
広角で近づいて撮影すると、遠近法で撮影したものがゆがむので、できるだけ離れてズームで撮るのがおすすめです。
あまりズームしすぎると画質が落ちるので適度にするのがポイントです。
コンパクトデジタルカメラでも、設定をしっかりして撮れば、きれいに仕上がります。
一眼レフで撮影するとき設定と注意点
l できるだけズームする
l マニュアルで撮る
l 三脚を使い、スローシャッターで撮る
l ブレを防ぐためにセルフタイマーを使う
l ホワイトバランスはオート、もしくは太陽光
l F11~16くらいまで絞り込む
基本的な設定・考え方はコンパクトデジタルカメラと同じです。
しかし、一眼レフは画像がきれいで、安心感があります。
F値も16くらいで絞ると、パンフォーカスで撮ることができます。
コンパクトデジタルカメラはトリミングすると、画質が悪くなりますが、一眼レフはトリミングしても画質が悪くなることはありませんが、後からの作業を減らすためにもなるべくズームで撮るのがおすすめです。
商品撮影は光の角度や反射が少しずれただけで全く違う印象の写真に仕上がります。
商品撮影は三脚などの機材準備はもちろん、風を送り、商品に動きを出すためのブロアーや商品を固定する白いテープなども用意しておきましょう。
2.プロに依頼したときの商品撮影の相場
様々なコツやポイントを紹介しましたが、やっぱり上手く撮れないとか、自分で撮るのは、大変だし・・・とお悩みの方はいませんか?
そんな時はやはり、プロのカメラマンに頼むのが一番!プロのカメラマンに依頼したら、相場はいくらぐらいでしょうか?
商品撮影の料金は撮影代行業者に委託するのか、写真スタジオに持ち込むのか、商品撮影のカメラマンにお願いするのかで大きく変わってきます。
また、撮影時間やカット数、データで受け渡すか、印刷するのかなど、どんな依頼をするかによっても変わります。
商品撮影の標準の相場は32,000円です。
安いカメラマンにお願いできたら、20,000円ほどでお願いできると思います。
反対にプロの腕のいいカメラマンであれば50,000円よりももっとかかると思います。
4.まとめ
商品撮影についてご紹介いたしましたがいかがだったでしょうか。
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