近年、需要が高まっているネットショッピングなどのEC市場。
たくさんの方が、商品の撮影を行う時代になりました。
そこで、今回は商品の撮影方法の種類のモデル撮影と商品撮影について、どちらがいいのかなど、説明していきたいと思います。
目次
1.商品撮影とは
2.モデル撮影とは
3.モデル撮影と商品撮影どちらがいい?
4.モデル撮影には課題がある
5.まとめ
1.撮影の基本・商品撮影とは
商品を売る時に、商品を宣伝するためにも必ず写真が必要になってきます。
商品だけを撮ることを商品撮影と言います。
AmazonやYahoo!ショッピングのようなオンラインのネットショッピングや、その商品の公式サイト等で使われています。
1番多いのは白い背景の写真ですが、それとは別に背景を生かして商品のイメージを引き立てるイメージカットという方法もあります。
これは料理、化粧品、酒類雑貨などでよく使われる撮影方法です。
白背景の写真と比べると、イメージカットの写真の方が、1カット当たりの単価が高くなりますが、商品をより魅力的になります。
2.モデル撮影とは
モデル撮影は言葉の通り、モデルを起用し、商品の写真を撮る方法です。
特にアパレル商品は、試着してみないと。
商品のディテールなどが消費者に上手く伝わりにくいので、モデルを起用し、撮影を行うことが一般的です。
ZOZOTOWNや楽天でモデル撮影の写真はよく見ることができます。
Amazonではアパレルでもモデル撮影より、商品撮影の写真をメイン画像にして販売を行っているショップの方が多いみたいです。
主にモデル撮影は、ファッション関連の商品や化粧品、美容グッズなどの美容関連などで用いられますが、最近は、消費者が最初に見るランディングページなどは、健康食品などでも取り入れられています。
3.モデル撮影と商品撮影どちらがいい?
一概にどちらがいいとは言えませんが、すでにEC市場はたくさんの商品であふれているので、競合他社と異なる魅力を打ち出していく必要があります。
理想としては、モデル撮影で他と差別化を図るのがベストであると言えます。
オンラインで自社商品をアピールするときの競合他社との差別化の方法は4つあります。
l 写真
l デザイン
l 文章
l SEO対策
既存のショッピングサイトに出店する場合は、どうしてもフォーマットが決まっているために、出店はしやすいものも、文章やSEO対策で他よりも目立つことは難しくなってしまいます。
写真はgoogleなどで検索してプロのカメラマンが運営するスタジオを探すのがいいと思います。
また、写真素材に文字や飾りなどのデザインを組み合わせて、魅力をアップさせるという方法もあります。
商品を説明するコピーライティングもとても重要な要素です。
化粧品や健康職員を扱うランディングページなら、WEB制作会社がコピーライティングとデザインまで担当することが多いので、問題ありませんが、自社ECアパレルサイトだとコピーライティング要素が弱くなりがちです。
楽天やZOZOTOWNの売れているショップは商品の説明するコピーにも力を入れているので、参考にし、コピーにも力を入れてみてください。
そうすると、SEO対策にもつながります。
商品販売を行っている人は、制作コストをいかにして抑えながら、自社商品の魅力を消費者に伝えるかを第一に考えていると思います。
コストの面だけを考えれば商品撮影の方が安く、しかもモデルを使わないので、撮影の手配や撮影時間などもグッと短くなるでしょう。
ただ、他と差別化を図るためには、モデル撮影の方がおすすめです。
オンラインショッピングなどでの商品販売は1度だけ撮影して、終わりではないと思います。
今後も続いていくと思うので、コストのことを考えながら、モデル撮影と商品撮影を上手く使い分けて、継続した成長を目指すといいと思います。
4.モデル撮影には課題がある
モデル撮影がおすすめだといいましたが、モデル撮影にもいくつか課題があります。
ほとんどの場合、ECサイトに求められるのは利用のしやすさと、種類の豊富さです。
短いスパンで、多くの商品掲載がコンスタントに必要になると言えます。
化粧品やアクセサリー、アパレル関連商品のECサイトは、トレンドに敏感な若者との相性がいいので、常にトレンドに合わせた商品の掲載が必要です。
よって、撮影の回数はとても多くなります。
また、消費者はWEB上でその商品のディテールまでを見て、初めて商品を購入します。
商品の掲載写真が少ないと、買わないかもしれません。
ですので、一つの商品に対するカット数も多くなります。
当たり前のことですが、、カット数・写真点数が増えれば増えるほど、選定・トリミング・レタッチなどの作業も増えるため、ECサイトの撮影運用は他の撮影と比べると、大変な手間がかかります。
大手のアパレルでは自社でスタジオを持つような企業も増えてきました。
例えばユニクロでは倉庫として使用していた有明本部の4階全体の1フロア、1万6,500平方メートルを改装し、カスタマセンター・仮装店舗等の設備も含む撮影スタジオとして稼働させています。
撮影用のブースだけで20面の規模です。
物撮り用が多くを占めているものの、モデルを起用しての人物撮影用ブースも3面あり、レタッチルームも完備しています。
このようにモデル撮影の回数が増えれば増えるほど大変なので、自社スタジオや外部スタジオをうまく活用し、撮影を行っている企業が多いです。
ただ、自社スタジオはなかなか大企業でなければ手を出しづらいのが現実です。
また、モデル選定と都度の見積取得等交渉のわずらわしさもあります。
商品を身につけた時にその商品が輝くキラリとモデルさんを見つけることは簡単な事ではありません。たくさんの候補が見たいと思えば、それに比例して多くのモデル事務所にリクエストをしなければならないし、リクエストした数だけ、候補となるモデルの数だけ見積もりを頂くことになり、その作業はとても手間・手数のかかるものになります。
また、契約したモデルさんへのお仕事の連絡やスケジュール確認等の撮影のディレクション作業は膨大です。複数のモデルがいて、そのモデルが別々の事務所であれば、各モデルが所属するモデル事務所のマネージャーと撮影日程を確保し、スケジュール等の細かいやりとりが発生します。
この作業もモデルの数、撮影日数と比例して増えるので、その作業量は膨大なものとなります。
5まとめ
モデル撮影をおすすめしといて、でも大変だっていったいどうすればいいんだ?と思われた方もいるかもしれませんね。
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