
素敵な衣装を着てメイクをし、メディアに出演することで注目されるモデルの仕事は、誰もが一度は憧れたことがあるのではないでしょうか。
今ではSNSなどを使って自身で簡単に人の目に触れる機会を作ることが出来、資格や試験があるわけではありませんので誰でもモデルになれるチャンスが大いにあります。
では、モデルになるにはどのようなルートがあるのでしょうか。
またモデルになるための条件、注意点、心構えなどもご紹介いたします。
目次
1.モデルになるためのルート
1-1 内面も外面も美しくなれる「イベントコンパニオン(プロモーショナルモデル)」
1-2 ファン作りにオススメ「撮影会」
1-3 SNS特化型「インフルエンサー」
2.対面PRで仕事を獲得「オーディション」
まとめ
1. モデルになるためのルート
モデルの仕事にエントリーしたら、すぐにカメラの前に立ってモデル活動が出来る訳ではなく、やはり経歴を積んだ人の方が仕事は決まりやすいものです。そのためには以下のような仕事を経験するとプロフィールが充実し、最短でモデルになれるチャンスがあります。
1-1 内面も外面も美しくなれる「イベントコンパニオン(プロモーショナルモデル)」
イベント会場で華やかなコスチュームを着たスタッフを見たことがないでしょうか?
イベントコンパニオンは、企業やメーカーが集まる各種イベント会場や展示会場などでパンフレットやチラシをお渡ししたり、受付やご案内をしたりすることでお客様と接し、クライアント企業様とお客様を繋ぐ仕事です。一見モデルと関係ないように思えますが、クライアント企業様の看板を背負って立つ存在であるため、外見が綺麗であることが条件になります。人並み以上の美しさや清潔感のある人が活躍する機会が多いため、モデル活動と並行して携わっている人が多い仕事であり、特に毎年大きな展示会場で行われる「ゲームショウ」「モーターショー」「オートサロン」など会期中にメディアデーがあるイベントはTVやWEBなどで注目されやすく、関わることが出来たらモデルとして大変有効な経歴になります。モデルを手配するキャスティング会社や広告代理店はイベントコンパニオン経験がある人をチェックしていることも多くありますので、是非チャレンジしてみてください。イベントコンパニオンになるには、コンパニオン事務所に登録することが最善の方法です。
1-2 ファン作りにオススメ「撮影会」
撮影会とは、カメラ撮影を趣味にしている一般のお客様が、時間内にモデルを自由に撮影出来るポートレート撮影のイベントです。なぜ撮影会の出演が良い経験になるのかというと、様々なロケーションに合わせてポージングや表情はモデルにお任せの事が多いので、色々なバリエーションを体験することで撮影経験が浅い人でも柔軟に対応出来るようになり、モデルとしての所作が身につくからです。きちんとしたカメラで撮られていることでプロフィール写真が充実するという利点もあります。ファンも付きやすく、お客様がSNSに写真を投稿してくれることでメディアに掲載される機会も広がります。
撮影会モデルになるには各撮影会団体に登録する事が必須であり、採用が決まったら出演したい日時や内容に合わせてエントリーすることで仕事が出来るシステムです。撮影会によってテーマや衣装が異なり、場所もハウススタジオから屋外まで様々な設定がされていますので、モデル自身が好みで仕事を選ぶことでモチベーションも上がる素敵な仕事です。
1-3 SNS特化型「インフルエンサー」
近年モデルに求められる事として「影響力があるかどうか?」が重視される傾向になってきました。現代ではSNSを使って情報を発信し、世間に大きな影響を与えるインフルエンサーという職業が生まれ、ユーチューバー、インスタグラマー、ティックトッカー、ブロガーなど何万人・何十万人もファンがいるインフルエンサーが雑誌やテレビなどのメディアに起用されるケースが多くあります。
インフルエンサーは知名度があり、影響力を持つからこそモデルの仕事に繋がりやすい職業の1つです。ではどうしたらインフルエンサーになれるのでしょうか?
「ジャンルを明確にする」「コンテンツに統一感をつくる」「投稿頻度を一定にする」「共感を得る内容にする」などSNSを見ている人が憧れるような存在になることがインフルエンサーへの第一歩です。フォロワーに支持される為に「伝えることが得意」「継続が得意」「コミュニケーションが好き」「個性を活かしたい」といった人が向いています。自分らしさを出しながらフォロワーの気持ちにも寄り添えるような人である必要があります。SNSはモデル活動において自身の活動記録にも、あなたのプロフィールそのものにもなります。現代においてSNSは重視すべき媒体とも言えますのでモデルを目指す方は是非、充実させるといいでしょう。
2.対面PRで仕事を獲得「オーディション」
モデルの仕事は書類選考のみで決まることもありますが、プロフィール書類の応募後、二次審査として対面のオーディションに進むこともあります。書類審査では見えなかった実物の全身像、話し方、総合的な人間としての魅力が見極められる場所です。書面に記載してあるプロフィールの基本情報以外に、自己PRやポートフォリオブックを持参すると審査員の心をより動かしやすくなります。どんなオーディションでも求められるモデルイメージに柔軟に対応できるよう、日頃から作品撮りをしてバリエーション豊富なイメージ写真を揃えておくと良いでしょう。モデルオーディションではプロポーションが美しい事は当たり前ですので、審査員への印象づけとして「特技を持つ」「志望動機に具体的なエピソードをプラスする」といったことが重要になります。自己PRでは、自分がどれぐらいその分野に興味があるのか説得力のある志望動機を伝えましょう。合格する人はオーディション会場の入室から明るく物怖じせず元気にハキハキと自信を持って話せる方です。オーディションが決まったら、何度もシミュレーションをして魅力的なアピールを準備しておくと当日自信を持って臨めます。
まとめ
モデルの仕事に繋がる事例を紹介しましたが、多方面の媒体からモデルになれるチャンスは大いにあります。まずは自分に合った機会を見つけてどんどん挑戦をしていくことをオススメします。周囲に「〇〇なモデルになりたい」と公言することで夢が近くなり、機会が舞い込んでくることもありますので、是非、前向きに挑戦してみて下さい。
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